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【Report】国際協力と日本の地方創生: 比較から見える新しいアプローチの報告

2019/02/25 18:16:00 | レポート | コメント:0件

国際協力と地方創生01 
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国際協力と日本の地方創生、この二つの領域に共通する課題があるのか、あるとしたらお互いの知見を共有することができるのではないか。という問題認識から今回の集まりを企画しました。

国際協力と地方創生02 02.
平成31年2月22日(金)の18:00から上野入谷の会議室を借りて開催しました。金曜日ということもあり、またテーマや登壇者がよかったのでしょう。19名の方が参加しました。まずは三好より背景や目的などを説明します。
国際協力と地方創生03 
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今回の集まりは「グローカルな仲間たち」。登壇者の事例を聞いて勉強するのではなく、参加したみなさんがつながることで、学びを実践する仲間づくりをすることを目的としています。

国際協力と地方創生04 04.
まずはJICA(国際協力機構)の木全さんが登壇し「国際協力の視点」からみた日本の地方創生(地域づくり)の魅力や有効性について話していただきました。木全さんは国際協力と地方創生との連携というテーマにJICA職員としてずっとかかわっていらっしゃる貴重な人財です。

国際協力と地方創生05 
05.
木全さんの発表スライドの一枚(ちょっと加工)です。日本(長野県)とアフリカタンザニアの地方の道路建設が住民参加で実施されていることを対比しながら、国際協力が日本の経験というものをどう活かしていくのかという視点でお話されました。

国際協力と地方創生06 06.
つづいて、地域再生マネージャーという地域づくりのプロの一人である塚田さんから、地方創生の現状と地域再生マネージャーの地域づくり方法論(二軸四象限)の考え方を紹介していただきました。

国際協力と地方創生07 
07.
塚田さんの発表スライドの一枚(ちょっと加工)です。日本の馬路村の事例と、それを「ビジネス創出」と「組織づくり」という二軸で四つの領域からどう考えるのかというところを説明していただきました。

この後で、三好が司会となり、木全さんと塚田さん、そして参加者のみなさんで意見交換をしました。非常に濃い内容となりました。(内容については参加者みなさんのお土産です)
国際協力と地方創生08 
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第一部の後は、懇親会が開かれました。国際協力と国内地域づくりの二つの業界の人たちが混ざっています。それぞれ、自己紹介シートをつくってもらっていたので、みなさん自分で興味あるひとを「狙い撃ち」して話しかけて、とても活発に話ができました。

国際協力と地方創生09 
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元地域おこし協力隊と観光会社の方、日本の行政と国際協力コンサルタント、また国際協力を勉強している大学生もさまざまな方々が交流しながら、みなさん新しい学びを実感されたと思います。

国際協力と地方創生10 
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この会がこれほど濃い内容になったのも、濃い登壇者のお二人の現場に基づいた発表のおかけです。お二人を交えて、懇親会は終電まで続きました。今回できた新しいつながりが広がって、みなさんが新しい世界(業界)へ踏み出していけることでしょう。

アンケートの結果もとても高評価でした。


またこのような会をグローカルな仲間たちでは開いていきたいと思います。

参加していただいたみなさま、登壇者のお二人、ありがとうございました。

文 三好 (GLFP.JP)

------------ 関  連---------------

JICA「地方創生リソース活用ハンドブック」。

コミュニティ協働型 地方行政支援アプローチ ハンドブック - JICA

地域再生マネージャー事業の手引き

塚田氏が理事を務めるRRPF (地域創生プラットフォーム: 国内地域創生の実践者グループ)
https://rrpf.jp/

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