「ひと・人」藤井裕也さん: シュリーマンになりたくて。

2018/03/27 08:44:00 | ひと・人 | コメント:0件

藤井君
 地域おこし協力隊時代の活動場所を指さす藤井さん
藤井裕也(ふじいひろや)  
<プロフィール> 1986年生まれ。元地域おこし協力隊(美作市)岡山県地方総合戦略策定委員、鳥取大学非常勤講師、NPO法人だっぴ副代表理事、総務省地域おこし協力隊サポートデスク上級専門相談員、地域力創造アドバイザーなど。 

 今のお仕事は?
 現場から国レベルまで本当に「いろいろ」やってますね。 自己紹介に自分でも迷うくらいです。(笑)
 岡山県を中心にいくつかの地域づくり組織を運営しています。地域の空き家を利用して不登校児の高校生や引きこもりの若者を受け入れて地域の高校に通わせたりする事業や、「だっぴ」という地域の中学生と社会人材をつなげて、地域に残るキャリアを考えてもらうプログラムの役員をしています。 
また、県の教育関係や地域づくり関係の諮問委員もしています。 国レベルでは地域おこし協力隊事業のアドバイザーとして、地域おこし協力隊や、一方の受け入れ組織である役場などに研修やアドバイスをしています。
 今年は「地域力創造アドバイザー」という地域づくりの専門家として登録されました。

 地域づくりへの目覚め?
 高校のときに「シュリーマン」についての伝記を読んで、「自分も歴史をひっくりかえすような大きな発見をしてみたい!」と思って、大学では「考古学」を専攻して、弥生時代の集落の研究をしていていたんですよ。
 就職活動に疑問を感じて、大学院に進みました。そこでは博物館のマーケティングの研究をして、それなりに面白かったんです。 でも、学部生のときにネパールとの出会いがありました。 
 ネパールでのマガル族という少数民族の農村開発プロジェクトにかかわったんです。地域の人たちと初めての幼児教室をつくったり、バイオガスをつくったり、それは刺激的な経験でした。 
その中で「地域づくり」に目覚めたといってもいいですね。  

岡山のシュリーマンに!
 でも、そのまま国際協力には行かなかったんですよ。
  ネパールでの英語はまだしも、現地語でのコミュニケーションには限界を感じていましたし、そもそも自分はこの地域のことをしっているのかと・・・・。 
 それから、自分の生まれ育った岡山県内の農村地域をめぐって、地域づくりの現場を周る旅をしていました。
 そんなとき、岡山の美作(みまさか)というところから「地域おこし協力隊」にならないか、という話がありました。 そこから、地域おこし協力隊としての日々が始まりました。 地域おこし協力隊では、棚田の再生に取り組みました。
 毎日、泥にまみれて・・・・。 
で、結局、大学院はやめてしまいましたね。 
 その棚田の再生に取り組んでいたとき、美作の別の地域の人が移住でなにかやらないか、と自分を引っ張ってくれたんです。 で、空き家の再生や「シェアハウス」に取り組みました。
 そこから快進撃でした(笑)
 シェアハウスで、移住者受け入れを目指していましたが、その後、社会的なテーマに取り組み、引きこもりなどの自立支援につなげていきました。 そんな活動を続ける中で、自分の地域づくりとしての幅がどんどんと広がり、また深まってていきました。
 地域の価値を掘り起こす・・・・、「シュリーマン」ですね。 (笑) 
 今では地域づくりというテーマで様々な顔をもって、全国をとび回っています。 

 今後について
 いろいろな可能性があって、未来の自分については自分でも本当にわからないです。 一つ確実なことは「人を育てる」ということにこれからも取り組んでいきたいです。 
 人が好きですし、人づくりが地域をつくり、国づくりにつながると信じています。
 今年から「地域力創造アドバイザー」という地域づくりの専門家として登録されましたので、地域の人財を育てる事業をやっていきたいですね。

 ------藤井裕也さんの関連情報------
山村エンタープライズ

総務省の地域人材ネット(地域力創造アドバイザー)

探せ、トロイの木馬! 夢追い人シュリーマン!

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