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【報告】Q-GIS(地理情報システム)オンライン研修を開催しました(5月30日(土))

2020/05/31 15:25:00 | レポート | コメント:0件

筑波GIS報告03
フィールドで活躍する方にとっては地理情報はとても重要なものです。GISとGPS、かつては専門家が使うものでしたが、最近では無料で高性能でかつ簡単なものがたくさんでてきました。無料のソフトを活用したGIS(地理情報システム)とGPS(地上位置測定)の実践講座を開催しました。

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 グローカルな仲間たちが開催した研修ですので、国際協力や地域づくりなどの分野から、コンサルタント、NPO職員、研究者や学生まで、また年齢層も広い多様な方々が参加してくれました。

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 講師は、GIS/GPSをフィールドワーカーとして実践現場でつかってきた三好が勤めて、リソースパーソンとして、コンサルタントしてGISを現場でプロとして活用してきた半井(なからい)さん、そしてパスコという地図の会社でGISを扱っている小林さんがサポートしてくれました。それぞれが自分の経験領域から生きた情報を提供しました。ちなみに、みんな「ザンビアつながり」(協力隊OB/JICA専門家)です。

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 参加者全員がパソコンをつかって、自分のパソコンでGISを操っていきます。操作が難しくても大丈夫なのは、Zoomでの「共有」機能をつかって、躓いた人の画面を共有しながら、リソースパーソンがやさしくガイドしてくれます。それをみんなでみることで、使い方のコツを演習を通じて身に着けていきます。

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Epicollect 5 という、クラウド型のGPS/GISシステムについても演習をしました。スマフォをつかって、質問フォームを地理情報(場所)や写真などを集計することができます。今回の参加者が広島から関東まで広いところから参加していることが見て取れます。

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 リソースパーソンたちから、現場でどのようにGISやGPSがつかわれているのかを紹介してもらいました。機能の説明だけではなく、「なににどう使うのか」ということを意識することが本当に使える技術が身につきます。

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 研修後には、参加者みなさんで懇親会を開催しました。それぞれが違うバックグラウンドをもっているので、刺激的な会になりました。Zoomのブレイクアウト機能をつかって、小さなグループでしっかりお話することができました。

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さらに二次会では、グローカルな仲間たちの懇親会の場「Spatial Chat」をつかって、研修参加者やグローカルな仲間たちの一般メンバーとの交流もしました。1時間の短い会でしたが、博物館関係の方もきていただき、博物館の興味深いお話を聞けたり、とても良い時間でした。

アンケートの結果は以下です。
↓↓↓↓↓↓

GISという新しい技術を学ぶだけでなく、様々な方と交流が広がったことがこの研修会の一番のメリットだと思います。

参加していただいた方、本当にありがとうございました。

とても好評であったことと、キャンセル待ちもでていたため、急遽、

6月7日()に同じ内容・同じ講師で開催することにいたしました。

↓(募集サイト)
http://glfp.jp/blog-entry-133.html

また、多彩な方々とお会いできることを楽しみにしています。

三好 
GLFP.JP
-------関連リンク-------------
ジオキャッシング
すべて無料! 使えるGISとGPSの解説
http://glfp.jp/blog-entry-8.html

Epicollect 5(モバイルアンケートシステム)
http://glfp.jp/blog-entry-48.html


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