【報告】京都で龍谷大学の教授と学生さんたちと新しいフィールドワークを創る! を開催してきました。(10月22日~24日の金土日)
2021/10/25 10:38:00 |
レポート |
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コロナで外に出にくい社会になりましたが、一方でオンライン技術は広く浸透して、新しい普通が形成されてきています。
京都の大学「龍谷大学」の西川芳昭教授の授業(農業資源経済学及び観光経済論)で、グローカルな仲間たち主催者である三好がゲスト講師として、フィールドワークをコロナの影響を逆手にとるような方法でできないかという相談があり、それならば・・ということで、「リモートフィールドワーク」を企画・実践してみました。(全行程としては、10月22日~24日の金土日)
ここが、龍谷大学です。伏見にある深草キャンパスは、都市部にありながらも緑が多くすてきなキャンパスです。
前日にはフィールドワークで活用するGPS/GIS(地理的な位置情報記録&共有のシステム)を、参加する学生にオンラインで演習しました。つかったツールは、MAPS.Me、Locus Mapそして、今回新しく導入するGlympse(グリンプス)です。スマフォとパソコンでかなり高度なことが簡単にできるようになりました。
Glympseは、個人的情報を登録しなくても自分のスマフォの位置情報をライブで一定の人たちに共有できるシステム。海外ではデリバリーサービスの位置共有として使われているようです。参加する学生さんたちが演習でつかいました。
さて、いよいよ準備もそろい、リモートフィールドを実施します。やり方としては、学生の中で有志をつのり彼らがフィールドウォーカーとして現場を周り、別の学生はオンラインコマンダーとして、スマフォからフィールドワークの指令をだします。ZoomやGlympseを駆使してチームで進めます。
フィールドワークが始まりました。出発地点は高瀬川にある「京都ビアラボ」。最初に今回の高瀬川での企画実施に協力していただいた、京都ビアラボの村岸社長(右)から、和束町のお茶を活用したビールから地域づくりへの思いまでミニ講演をしていただけました。
話が前後しますが、今回のフィールドワークには、高瀬川地域のたくさんの素敵な方々のご協力があって実施されています。また、グローカルな仲間たちのメンバーも「サポーター(大人)」として参加しました。フィールドワークの始まりの前に挨拶周りなどしました。
まずはフィールドウォーカーとなった学生一人一人が、サポーターとなるグローカルな仲間たちの大人メンバーとチームになります。5つのチームができました。チームそれぞれが見にプレゼンします。そのプレゼンをきいて、オンラインコマンダーとなるオンラインでの参加学生はどのチームに入りたいかを決めます。
こんな感じで参加者が自分の希望チームに記入していきました。Google Docを使ってこんな参加型な遊び方ができるんですね。
これがリモートフィールドワークの様子です。少し加工しているので音やブレなどあります。右がスマフォの動画です。左にあるのがGlympseをつかったフィールドウォーカーのGPS中継です。この映像を8名のオンラインコマンダー(学生)が確認しながらフィールドワークをします。
地元の商店「灯商店」。こちらは買い物や家の補修などが困難な高齢者や地域の集いの場としての、地域づくりの拠点です。
お昼には龍谷大学へ帰ってきました。ランチの後で、学生と大人(グローカルな仲間たち)と話が弾みます。世代が違うひとたちとの交流から学内だけでは得られないさまざまな学びがありました。
午後には、今回の高瀬川のフィールドワークから得られた情報で、高瀬川の周辺の地域おこしのアイデアを学生チームでそれぞれ考えてもらいました。その発表の様子。この発表の様子は、今回、協力していただいた、村岸社長や川間食堂のみなさんに見ていただく予定です。
今回、参加者は、オンラインを通じて、地元の商店から商品を購入しました。和束町(ビアラボとの深いつながりがある)のお茶、そして京野菜、川間食堂のビスケット。。。地域づくりは問題だけではなく、楽しさや美しさも同時に体験できる活動ですね。
今回の京都ツアーでグローカルな仲間たちが宿泊した宿「花鈴」。民家の空き家をリノベーションした一棟貸しの宿です。このオーナーの木原さんともお友達になり、京都で4店舗を展開する木原さんのお話もお聞きすることができました。
フィールドワークの翌日は、グローカルな仲間たちでフィールドワークしてきました。廃校をホテルに改造したGateHotelや新風館など、古いものを再活性化して、新しいスタイルの楽しみ方を観てきました。
今回、企画の機会をくださった西川先生、地域協力いただいた村岸社長、川間食堂さん、グローカルな仲間たちのメンバーたち・・・書ききれないほどたくさんの方に助けられて、素晴らしい体験を学生さんたちとすることができました。
書ききれませんが、ここに感謝を申し上げます。
三好崇弘+グローカルな仲間たち有志
コロナ対策について

学生も大人もフィールドワークをした人は全員、コロナ抗原検査キットで参加前に検査、検査結果(陰性)を確認後に参加しました。
----------関連情報----------
龍谷大学
西川先生
https://www.econ.ryukoku.ac.jp/teacher/nishikawa.html
ビアラボ
https://www.facebook.com/kyotobeerlab/
川間食堂


位置共有システムGlympse(グリンプス)
https://cutt.ly/kRho2gf
プロフィール
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