【Library】PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)のフリーテキスト
2018/03/14 12:30:00 |
ライブラリ |
コメント:1件


もともと国際協力の分野で使われてましたが、国内、海外という場所や分野を問わず、いわゆるプロジェクトであれば、活用可能です。
しかも、教科書がフリー(無料)で入手できますので、以下紹介します。
PCMテキスト(計画編)
↑(リンク)NPO法人「PCM Tokyo」(本サイトの発起人である三好がかつて代表を務めていました)が提供しているテキストの改良版です。シンプルではありますが、大切なことはすべて書いてあります。プロジェクトの組み立てだけでなく、その前のプロセスである「現状の分析」「問題の把握」「アイデアだし」「事前評価」という、なぜこのプロジェクトをするのかというプロジェクト企画について、その具体的なツールが紹介されています。
PCMテキスト(モニタリング・評価編)
↑(リンク)NPO法人「PCM Tokyo」が提供しているテキストです。筆者は本サイトの発起人である三好です。こちらもシンプルですが、大切なことはすべて書いてあります。モニタリングも評価も、理論だけでなく、現場の実情にあわせた指標設定の仕方や、評価のための具体的なデータの収集方法(アンケートの作り方等)、そしてデータ分析についても記述があります。これを知っていれば、実務者としては十分です。
PCM+PMBOKのガイドライン(PCM-i)
↑(リンク)こちらは計画編とモニタリング編をつなぐものです。世界標準のプロジェクトマネジメント指針として「PMBOKピンボック (Project Management Body of Knowledge)」というものが発表されています。このPMBOKをPCMと融合させたものが上記のガイドラインです。ガイドラインですので、概論的な使い方をしてください。これを読んで知らないツールについては、自分で調べることが必要です。
基本的には上記が一般的なPCMの入門・実践テキストになります。
PCMの無料テキストが入手できるのは、初学者にとってはうれしいですね。
あと英語版になりますが、フリーのテキストがウェブにたくさんあります。今回はお薦めをリストアップ
☆EU(ヨーロッパ共同体)のガイドライン(詳しいです。ちょっと文章が固いかな。)
☆CBMというキリスト教系のNGOによるガイドライン(詳しい。上記よりもわかりやすい)
☆AusAidのガイドライン (指標の設定が詳しい)
http://portals.wi.wur.nl/files/docs/ppme/ausguidelines-logical%20framework%20approach.pdf☆世界銀行のガイドライン (ログフレームが詳しい)
☆BAOBABというNGOによるガイドライン(計画のツールが網羅されている)
http://www.baobab-ct.org/learning/pcm.htmlこのほかにも、いろいろなテキスト(英語版など)や教材が下記で紹介されていますので、ぜひ、ご参考にしてください。
このほかにも何かいい素材がありましたら、右にある「メールを送る」をつかって、ご連絡ください。
また「こんな資料がほしい」というお問い合わせもお待ちしています!
三好 GLFP.JP
プロフィール
Author:GLFP.JP
(G-local Friends & Professionals Japan)
グローバルにローカルにいろいろな人がつながり、各自の枠を超えた新しい価値や生き方を見つけるための「場」を提供しています。メンバーになるには下の「メーリングリストに参加する」にメールアドレスを入れてください。
最新記事
予定イベント一覧
★8月30日31日 ザンビア人たちと夏の宮城県で考える農村開発
★9月2日3日 群馬県中之条でのプロジェクトサイクルマネジメント講座
★日程未定 アフリカとつなぐオンラインイベント
★日程未定 参加型事業計画法PCMを学ぶ一日講座
★日程未定 評価(Evaluation)一日講座
★日程未定 教育につかうメタバース道場(教育者向け)
/
ブログ内の検索
主催者にメールする
閲覧者数カウント
コメント
管理人のみ閲覧できます
コメントの投稿