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【募集】評価(Evaluation)実践研修- プロジェクト評価の基本的プロセス -(2日間)参加者募集

2019/09/12 16:47:00 | ニュース | コメント:0件

評価講座01
背 景
 地方創生の評価、NPOの事業評価、国内で評価が脚光を浴びるようになってきました。しかし、日本国内で「評価」という名のもとに行われている多くが、単なるアンケート調査であったり、有識者による批評(批判)であったり、いまだ発展途上にある状態です。
 その一方で、評価の潮流にも社会インパクト評価や伴走型評価(Developmental Evaluation)といった新しい潮流がでてきており、現場では何が評価なのかわからず、やみくもに「評価は難しい」という印象を持たれています。
 基本的な評価は実はそれほど難しくありません。しかし、基本的な評価を知らずして、最新の潮流や実践を語ることはできません。まずは基本的な評価を知り、簡単な事例で評価を実践できることが大切です。

評価

目 的
 本研修では、評価の基本である事業評価(プロジェクト評価)について、最も基本的な方法について、実践者視点で紹介します。2日で基本的な評価の流れを一通り理解・体験することで、評価とはこういう流れでするのだ、という基本を身に着けることを目指します。
北海道評価研修02

 またグローカルな仲間たちの恒例の懇親会を研修後に開催し、一緒に研修後の楽しいイベントをする仲間を増やします。

評価入門講座
(前回の様子)

------------  概 要 -----------------
タイトル:
 「評価(Evaluation)実践研修- プロジェクト評価の基本的プロセス -(2日間)」

日 時: 
 2019年11月2日(土)~3日(日) 10:00 -18:00 
  (懇親会+企画会 18:30- 21:30)

場 所:
 東京 北区 (参加者に具体的な場所をお知らせします)

主な内容:
【一日目】
1 評価の設計
 - 評価の目的の確認 ・評価の視点、・ロジックモデルによる対象の把握
- 指標の設定 – 評価質問の設定  - 質的データと量的データ
-データ提供者=サンプル(演習: 自分の事業をロジックモデルで整理)

2 質的データの収集と分析
 - インタビュー  - グループディスカッション 
 - ワークショップ(グループアプローチ)  - その他: GPS/GIS/ PRA/
 - マトリックス法  - ストーリー分析  - カテゴリー分析 
 - 統合分析(グランデッドセオリー) -その他(地図/映像/音楽)
(演習: 自分の事業でインタビュー表作成)

【二日目】
3 量的データの収集と分析
 - データベース  - アンケート  - モバイルの活用  - テスト 
 - データの集約(平均と分散)  - データ間の比較(t分析、カイ分析) 
 - データ間の連関(相関、回帰分析)  - 構造共分散分析 (SEM)
(演習: 自分の事業でアンケート作成)
4 考察と結論
 - 報告書の構成 - 報告書の作成  - 振り返り

懇親会+企画会(18:30- ) 1日目・2日目: 
 みんなで軽食をしながら懇親+企画作りをします。

北海道評価研修05

進め方:
  プロジェクト(商店街復活プロジェクト)の評価を事例として、理論と演習を通じて、評価のプロセス(評価の企画から報告書までの流れ)を紹介します。実践者の視点から、評価の実務の流れを体験・体得することに主眼を置きます。一部、グループになってみんなで実際に手や体を動かして実践します。ポストイットやパソコンを活用します。グループ(2-3名)で1台のパソコンを使うイメージです。

評価講座04

募集人数:
 最少人数 5名 ~ 最大人数 12名

参加費: 
 10,000円 テキスト代込み (フルタイム学生5,000円、遠方参加者は5,000円です)

応募資格: 
 評価の実務について知りたい方、または評価の基礎を再度学びなおしたい方。理論よりも実務が中心です。パソコンのレベルとしては、ExcelやWordを使える方。(ExcelでSumやAverageを使ったことがある、意味がわかる、レベル)

 応 募 方 法 : 以下のリンクをクリックして応募してください。(応募者が12名に達した段階で締め切り)


 原則として先着順としますが、志望動機や参加条件(懇親会まで参加するか)なども考慮します。

懇親会について: 本研修の一日目と二日目の最後に同会場にて懇親会があります。必須ではありませんが、参加者のネットワーク構築のために参加されることをお勧めします。その中で、参加者が今後一緒に評価の勉強会をしたり、また実際の事業を評価したりするような機会について話し合いたいと思います。また、研修に参加しなかったGLFPのメンバーも参加し、イベントを考えたりします。

講師の紹介: 三好崇弘
三好崇弘
有限会社エムエム・サービス 代表取締役。「グローカルな仲間たちGLFP」主催。
NPO法人PCM TOKYO監事。
 国際協力の分野でコンサルタント企業及び外務省系財団において、プロジェクトの参加型マネジメントや評価手法に関する研究や調査に従事し、研修講師も務める。
2004年に独立し、有限会社エムエム・サービスを設立。同時にNPO法人PCM TOKYOを設立し、海外と国内で「参加型マネジメント」を活用・普及する活動を続けている。
 これまで世界30カ国以上でのコンサルティング業務を実施し、2005年からザンビアに9年間移住し、農村地域支援の全国的な仕組み作りに携わり、現在でもJICAやUNなどのプロジェクト(主に評価などのマネジメント)に携わっている。
 国内では、東京都の観光まちづくりアドバイザー(式根島)、南会津町地域づくり人材育成アドバイザー、東北地域復興NPOのアドバイザー、丸森町の国際協力事業アドバイザー、内閣府主催世界青年の船アドバイザー、日本NPOセンターの評価コーディネーター育成、日本評価学会で評価士育成講座講師など、グローバルかつローカルな「人づくり」と「地域づくり」業務に従事。最近では、「グローカルな仲間たちGLFP」を主催し、異業種・異文化なネットワークづくりに奔走している。
 琉球大学、横浜国立大、宮城大学など複数の教育機関で講師も務める。
 「グローバル人材に贈るプロジェクト・マネジメント」(共著)のほか論文多数。
 日本大学政治学修士、英国マンチェスター大学経済学修士。PMP(米国プロジェクト・マネジメント公認】

塚田3
 講師の他に、当日はファシリテーターとして、国内の地域づくりプロジェクトを多数仕掛けてきた「塚田 佳満 」氏(インタビュー記事)も参加する予定です。地域の現場に根差した評価についてご意見をいただきます。

たくさんのみなさまのご応募お待ちしております。

 応 募 方 法 : 以下のリンクをクリックして応募してください。(応募者が12名に達した段階で締め切り)

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